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D三:簡単に自己紹介をお願いします。差し支えなければ住んでるところや、お仕事なども。

 

石原ヨシト(以下I):幼なじみとバンドをやっていましたが1人抜け、2人抜け、3人抜けて1人になったのでフォークギター片手に歌い出しました。2008年ごろからだと思います。2020年からはバンド 石原ヨシトとフレンズもやってます。今はちょうど月に7日位竹の伐採の職にありつきました。バイトはいろいろやりましたけど1番長いのは魚屋です。さばいてました。10年位です。

D三:言葉では説明しにくいと思いますが、作っているのはどのような音楽や作品でしょうか?

I:ジャンルはめんどくさいのでフォークソングと言うことにしております。バンドはフェイクジャズ。

D三:最近あった面白いことや発見など

 

I:最近街から山間に引っ越しをしたので生活自体が発見です。虫の動きやら鳥や夜中に聞こえてくる獣の声やら。寒さでポンプが破裂して二日間ずっとそこから水が噴射してそれで出来た氷柱きれいでした。手間がかかることばかりですけど面白いこと多いです。

D三:これまで衝撃を受けた表現に触れた経験があれば。

I:ライブ見に行くのが好きなんですけどそういうところですごいなぁと思います。友達のバンドだったり有名なバンドだったり。その場所の雰囲気だったり。
あと絵を描く人は凄いなぁと思います。なるべく教え込まれてない絵が好きです。名古屋の栄の無印良品のレジの後ろの壁にあった絵というか文字というか絵日記というかそれは衝撃でした。養護施設の利用者の人の作品でした。あんな雑多なとこじゃなくてもう少し静かなとこでみたかったです。

D三:1日で大切にしているルーチンがあれば

I:ルーティーンはないんですけど1日1日何か作りたいです。味噌汁でもギャグでも。でそれができない日は酒飲んで寝ます。

D三:作品の中で重要な要素はなんでしょうか?またどのように作っているのでしょうか?

I:重要な要素はなんだろう…まあ人間がやっているので生の声と言う事かもしれないです。バンドは演奏者の方にハマらない音。つくりかたはギター片手に出てくるメロディーに言葉をでっち上げて乗っけると言う感じです。

D三:表現活動が始まったきっかけと、これまで印象深かった出来事など。

I:きっかけはビートルズのミスタームーンライトと言う曲に衝撃を受けて自分でもやりたいと思ったってことです。印象深かった出来事は前のバンドやってた頃にドラマーの4歳位の娘が演奏中に「パパもうやめてー!」とキックの足に泣きながらしがみついたことです。その日がそのバンドの最後のライブになりました。

D三:コロナ禍中はどのような活動を行っていましたか?、そしてこの禍中、発見したことはありますか?

I:コロナ渦中はやっぱりライブは減りました。そのかわりジアクトの五味くんに誘ってもらってハックフィンのコンピに録音したり。今成哲夫とかと新しくバンドを組んだりしてました。なのでこの時期はソロのライブはやりたくなかったです。そんな中11月に新しいバンド(フレンズ)でライブ出来たのは嬉しかったです。ラッキーでした。発見した事はやっぱりライブは行くのもやるのも楽しいなぁと言う事です。あと人は簡単に転がされるなぁとも思いました。

D三:地元ではこれまでどのような活動をおこなっていましたか?(ライブ会場や共演者、展示会場、遊びに来る人など)

I:最初にライブやったのは地元の楽器店の上のホールで高校2年の夏休みです。共演はプリンセスプリンセスのカバーのおばさんたちでした。で何回か別の楽器屋とかでライブをやって解散して。で二十歳位はバンドはやってるけどなかなかライブができるまでじゃないって感じでもんもんとしていた記憶があります。それから名古屋は東山にあるBLというとこでよくやってました。共演はガレージ系が多かった気がします。ギャルバン8とかAKKY BEERとか…よく覚えてないです。変なライブハウスのブッキングとかも出てました。ハックフィンの大晦日もSAD MILEがトリの時に出た記憶あります。kdハポンもその頃は大きい音が出せたのでやってました。
1人になって最初のライブはハックフィンの上にあるファクトリーでやりました。それからは新栄のパルルとかノイズのひととか村上ゴンゾさんとか鶴舞のkdハポンでは6EYESのツチヤチカら企画でGOFISH、西本さゆり、そこから大きい通りを渡ったところにあるリップルという箱ではVODOVOとかNICFIT、そこから中央線を一駅行ったところにある金山はブラジルコーヒーではジアクトと共同で企画してFUCKERに来て頂いたりという感じです。

D三:地元で活動することのメリットとデメリットで思いつくものがあれば教えてください。また大きな街と比較して不足しているモノやコトって何かありますか?

I:地元メリットは何でしょう?友達が来やすいと言うことじゃないでしょうか。あと終電逃しても意地で歩きで帰れる。デメリットはやっぱり友達が来やすいと言うことで馴れ合いになると言うことでっしょうか。大きな街と比べて不足しているものと言うのはやっぱり人の数と思います。

D三:いろんな人へ聴いてほしい、見て欲しいと思われているとは思うのですが、特にどのような人に向いていると思われますか?

I:やっぱり四面楚歌の人というか自分が中一の頃に音楽に衝撃を受けたのでそれくらいの人に届いたらなぁと思ってます。

D三:ウェブ上で聴けたり見れる作品でおすすめなものがあれば教えてください。

I:石原ヨシト「猫怖がりの猫舌坊主」、石原ヨシトとフレンズ「ikitaindeath」

D三:地元で好きな場所やお店、またオススメのアーティストや人などがいれば教えてください。(簡単にその理由も)

I:大須の末広屋は雰囲気が良くて安い居酒屋。 お勧めのアーティストはここで述べた人は全員です。その他大勢いますけど割愛します。

D三:休日はどのように過ごしていますか?

I:大体が休日なんですが、朝起きてぼーっとして午後から外に出て木を切ったり家の改修をしたりして暗くなったら晩酌して寝ます。

D三:今後の展望やスケジュール、またインタヴューを読んでいる人へメッセージなどあればお願いします。

I:いい曲を作っていろいろな街や場所でライブしたいです。メッセージはとにかく聴いてください。ライブに来てください。レコード買ってください。

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石原ヨシト

2008年頃から名古屋を拠点に活動中。2018年に12”vinyl を自主レーベルより発売。バンドはフレンズ。

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